セルクラッチ(スターティングクラッチ)のお話


永くFに乗っていると色んなトラブルに見舞われますが、エンジンをかけようとした時に
「ヒューーン カラカラカラ ・・・」となった経験はありませんか?
それは大抵スターティング・クラッチ、通称「セルクラ」の不具合です。


 セルクラの不具合には2通りがあります。
まず一つ目は「グロメット(メクラ蓋)の逃げによるもの」です。
 右の画像で青○の方は正常なセルクラで赤○の方が壊れたセルクラなんですが、違いが解かりますか?
 あまり変わりがないようですが、赤○のグロメットの方が青○より出てきているのがお解かりだとおもいます。
 このグロメットはワンウェイクラッチのスプリングを抑える働きをしているんですが、これが飛び出すとスプリングの張力が減って滑る原因になるのです。
 本来なら「スターティングクラッチ・アウターCOMP」を新品に交換するのが好ましいのですが、貧乏性の私はそう簡単に新品部品を買いません。(買えないとも言う(ToT))
 要らない割り柄ドライバーを当ててハンマーで「コンコン」と元に戻してあげました(^-^)
今のところ機嫌良く稼動しています。

 もう一つの原因が黄○の「セットボルト(3本ある)の緩みによるもの」です。
一度でもバラした事のある方は要注意!
しっかり締めたつもりでも、回転部分にあるので緩みやすいようです。
ネジロック剤などを使うと良いでしょう。

外す時の注意点としては、エンジンオイルが入っている時はセンタースタンドかレーシングスタンドなどで直立状態にしないとLクランクケース・カバーを外した時点でエンジンオイルがこぼれ出します。
センタースタンドもレーシングスタンドも無いのなら素直にエンジンオイルを抜きましょう。
あと、組む時にパッキンにグリスを塗っておくと次回の分解時、パッキンがキレイに剥がれて再使用できて経済的。

さー自分で直してみよー!  Do it Your self !